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70日間で最高血圧が184から131に最低血圧が114から88に激減

​編集部が行った高血圧女性のラドン飲水実験

最高血圧(収縮期血圧)が140以上、最低血圧(拡張期血圧)が90以上は「高血圧症」と呼ばれる。この高血圧症患者は全国で3000万人以上と推定され、50歳以上では2人に1人が高血圧症といわれる。

 高血圧は糖尿病や腎臓病のような深刻さはあまり感じられないが、放っておくと脳梗塞や狭心症、心筋梗塞などに発展していく可能性が高い。

 Eさんは62歳。長年、高血圧に悩まされている。最高血圧が180以上、最低血圧も110以上という重い高血圧症の部類に入る患者である。塩分やカロリーを制限され、降圧剤も服用する生活を送っている。血圧だけでなく、コレステロールや中性脂肪。総蛋白などの生体検査でも26項目中、21項目で要注意とされている。

 そのEさんに、ホルミシスボールでラドンを発生させたラドン水を飲んでもらい、血圧がどう変化したかという実験を試みた。飲むラドン水は1日最低2リットル。そして朝と夕方の2回、毎日血圧を測ってもらう。それを2ヵ月ほど続け、血圧がどう変化したかを記録しようという実験である。ただし、Eさんが飲んでいる降圧剤はそのまま服用するという条件付きである。

 実験のスタートは2008年1月29日。この日のEさんの血圧は最高血圧184、最低血圧114。(グラフ参照)翌30日に早くも最高最低が167/96に下がったが、翌31日には181/109に逆戻り。2月に入ってからは一進一退が続いたが、数字は少しづつ右肩下がりになっている。2月11日のように、最低血圧が基準の90を切ることも珍しくなくなった。

 しかし最高血圧は140を切ることがなかなかできない。だが2月16日、19日目にしてついに最高血圧136を記録(最低血圧86)。かなり正常値に近づいてきた。その後も140/90を行ったり来たりする状態が続いたが、3月11日(43日目)の131/90を境に、140/90の数値を上回ることは一度もないほどに良化した。

 ついに3月22日(54日目)には117/76と、今回の実験で最低の血圧になった。2ヵ月前の181/114がうそのようだ。その後は多少の上下はあるものの、4月7日(70日目)の131/88でこの実験を終了した。

 基礎編やメカニズム編で、ホルミシス療法の抗酸化作用を説明してきたが、わずか70日で血圧が急降下した事実に驚くほかない。

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