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1600あったPSA値が1.157に

83歳男性、前立腺がん・全身骨転移

Bさんは8年前、大学病院で前立腺がんの告知を受けた。PSA値は135、骨にも転移しており、このままでは余命2年と宣告される。手術もできないので、病院での治療はホルモン療法のみ。しかし、Bさんは自分なりに勉強して温熱療法、玉川温泉療法、サプリメントなどさまざまな療法を試みた。

 がんの進行は一進一退が続いたが、Bさんはそれまでと変わらない日常生活を送っていた。ところが、4年目に信頼していた医師の死がきっかけとなって、PSA値が一気に1600台まで跳ね上がってしまう。その後、内分泌療法などの治療も加え、PSA値は40台にまで落ち着いた。

 タカラクリニックを訪ねたのは2005年11月のこと。高良院長のすすめで最初は電子免疫療法を受けた。マイナスイオンの照射、マイナスイオン風呂、マイナスイオンベッドにサプリメントを加えた治療により、PSA値は4ヶ月で2台まで下がった(PSA値の推移参照)ところが、その後しだいに上昇をはじめ、1年後には6近くまで上昇する。

 ホルミシス治療を始めたのはそんなときだ。電子免疫療法と並行してワンクール30回のホルミシス治療を受けた。ところが治療開始1ヶ月でPSA値が6.37、4ヶ月で7.73まで上昇してしまう。この意味を高良毅院長はこう説明する。

「はっきりしたことはわかりませんが、ホルミシス治療の場合、すぐには生体反応が起こらないということではないでしょうか。Aさんのときにも多少のタイムラグがありました。体力、年齢などで個人差があるのだと思います」

 しかしその後、PSA値は劇的に改善する。6ヶ月で1.259、8か月で1.157になったのだ。一般的に、PSA値が4以下ならもうがんとは言えない数値である。Bさんは「信じられない」と驚きをかくせなかったという。その後も電子免疫療法とホルミシス療法を続け、この数値を維持しているという。

出典:高良 毅(タカラクリニック)

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